●EVERYTHING
SHARED(エヴリシング・シェアド)
収録曲はすべて廣木オリジナル。バンドでのレコーディングは10年ぶりのファン待望のJAZZYでPOPなアルバム。2000年10月12〜13日 録音。¥2,500(通販価格)
♪メンバー:廣木光一elg. acg. pianica perc. /羽生一子ds.
perc. voice /田中信正p. /鳥越啓介acb.
♪曲目:1. Amigos do Norte 2. In A Hole 3. Love Will Out 4. Air 5. Everything
Shared 6. Lob Nor 7. Oh! Thailand 8. Once For All 9. Gal 10. One For You 11.
ロリンズと私
♪ 「季刊・オーディオアクセサリー」2001年春
2001年1月1日、廣木光一BANDの10年ぶりのアルバムが発売された。本作は2000年の10月12日から13日にEggs&ShepStudioで録音された、彼のオリジナルによる全11曲が収録されている。今回のこのアルバムは彼の最高傑作との呼び声が高く、実際に聴いてみて特徴的だったのは、メンバー全員がより即興的に自由に演奏している点と、曲の構成がきわめて明るいトーンで彩 られている点にある。軽快なジャズビートでブラジリアンサンバによる「Once For All」やカリビアンなリズムの「ロリンズと私」などが特に気に入った。また、タイトル曲の「エブリシング・シェアド」は表現者である廣木の本領が如何なく発揮されていて、彼の技巧を超えた表現者としての人生を感じることができる作となっている。今、私は仕事をしている。午前3時。外は寒くて暗いけどそういったことなど吹き飛ばしてくれるような、南国の香りというか、不思議な魅力に満ち溢れていて、ちょうど今、明るい気持ちになってきたところだ。(坂田伊佐男氏)
♪「ジャズライフ」2001年3月号
・さらに音楽の幅を広げた廣木の、完成度の高いアルバム
80年代後半に渋谷毅オーケストラの名ギタリストとして鳴らし、近年は東京と北海道を拠点に活動する廣木にとって、自己のバンドを率いてのアルバムは10年ぶりとなる。この間、生ギターによる2作のソロや渋谷との邂逅作などを発表してきたが、本作ではリズム・セクションを従えてのアコースティック・ギターを披露するなど、さらに音楽の幅を広げたようだ。その新境地とも言える(2)と(10)は、森を吹き抜ける春風のようなさわやかさ、すがすがしさをたたえていて秀逸。スウィング感も実に心地よい。サンバのリズムの(1)やカリプソの(10)<※注>が全体に変化をつけ、サイドメンとのインタープレイも適度にスリリング。アルバムとしてのトータルな意味での完成度は高いのだ。 (阿部好宏氏)
※注>本文は原稿をそのまま引用していますが「カリプソの(10)」は恐らく(11)の誤りではないかと推察します。
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