LOVE WILL OUT / 廣木BAND |
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Lui-001 (1990)
1990年録音 ※申し訳ございませんがこのCDは販売しておりません。 |
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「LOVE WILL OUT」CD評「スイング・ジャーナル」廣木のプレイは70年代末からスピック&スパンなどでたびたび見聴きしていたが、彼ならではの個性が明確に感じられるようになったのは、80年代に入ってからのことだった。それも坂田明や古澤良治郎などとの作品上のことではなく、主にライブ・ステージを聴いてのことだ。この記念すべき初リーダー作でもそうだが、ソロイストとして積極的に前に出てくるタイプではない。どちらかといえばコード・チェンジの瞬間に、特有のタイミングをもってセンスを輝かせる。"背景作りのプロフェッショナル"という職人気質に魅力の根元があるように思われる。そんな彼の初リーダー作がジャズ専門の日本の自主レーベルで制作されたのは、実にふさわしい印象を持たざるを得ない。演奏内容にも明らかなように、マス・プロダクションへの迎合主義はほとんど意中になく、不特定多数のリスナーに向けられた音楽創作の意欲と、平生の演奏活動の延長上にある勢いとでスタジオ入りしたとうかがえるからだ。集中したのは自作曲7曲を、アルバムという記録に残るメディアの中で、いかに普遍性を持たせて構築するかという点であり、そう考えることで、サウンド細部に散見できる若干の緩みなども容認することができよう。フィルモア当時のマイルス・バンドを思わせるアグレッシブな(1)(5)と、2種類の性格を持つバラード(2)(6)とのコントラストに、彼の音楽家としての奥行きと幅広さを聴いた。(成田 正氏)
冒頭「チェイシン」のギター・ソロが凄い。スタイルをこわすのだという強い意識。他のバラッドなどでは、むしろ伝統的に美しいピッキングを聴くことができるのでそう感じるのかもしれないが、この曲での完全にキレたかきむしりは、それだけで説得力を持つし、類型的なフレイズへの批判にもなりそうないきおいである。事実、最初のテーマでは何のことないホーン・セクションが、ギター・ソロに心をくすぐられ横ツラを飛ばされ、地が出ています。これでなきゃね。村田陽一のヴー!唸りがアンサンブルに喝を入れるのだ。この曲だけではないが、廣木のオリジナルのメロディ・ラインには、彼のファースト・テンポでの破壊的ソロに通じる不良っぽさ、一種のマイルスの世界に近いものを感じる。だが、これもテンポの速い曲でなのだが、リズムが良くないと思う。あまりおもしろくないのだ。どうしてだろう? |
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